サークルMusic Pandoraの新譜「ぜんぶ和」デザイン一式と、オリジナル曲を1曲提供しました。
『筝と尺八の為の「連」』という、超絶変拍子ユニゾン曲です。動画20秒くらいまでが演奏風景になります。
このアルバム、制作にあたっては主催の光田さんの計らいで、本曲の演奏も務めてくださった金子展寛先生が筝のワークショップを開いてくれて、技術的な方向性あわせや問題点つぶしをした上で作曲に入る、というなかなか豪華な作り方をしています。
ワークショップ前に課題をはっきりさせるため事前作曲していって、そのときは和楽器アシッドジャズ的な曲を作ったのですが(そのあたりは巡り巡ってオノゴロ物語で生きてます)、そこで伊福部昭先生の曲をはじめ数々の特殊奏法を拝見。
「縦方向にこれだけのことが試みられているなら、自分は横の未聴感を作ろう」と30年後から来た曲を作るつもりで作りました。問題の楽譜はこちらになります。※音楽で縦は和声とか同時性の部分、横がリズムとかメロディの絡み合いの意味です。
楽譜(PDF) |
筝と尺八の為の「連」▼DL |
尺八の田畑先生もですが、テクニックがあるお二人をしてレコーディングには朝から詰めて2日かかるような難曲でした。
実現していただき感謝の至りです。
I14a / 黒044 “Music Pandora”
M3-2022春は、2022年 4月24日(日) 10:30~15:30
東京流通センター(TRC) で開催されます。
※参加にはカタログ付属のバンドが必要です。
通販はメロンブックスさんでどうぞ。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1450198
event: 1,000 yen / shop: 1,400 yen(+tax) とのこと。
ジャケットの子たちは、「ぜんぶ」シリーズを通して同じ4人。それぞれの関係性の設定はありますが、みんな黄緑色の子が大好きということは一致しています。